小学生とかの時、歩いたり走ったりするコツとして「腕を振ってその勢いで進むんだよ」的な教えをうけた記憶がありますが、当時の私はその感覚がまったく分かりませんでした。
腕を振ったところで楽に進める感じはしないし、むしろ脚を頑張って振るのに加えて腕も頑張って振るので疲れるだけじゃん。と思ってました。
でも違いました。
筋トレして背中と体幹とお尻と裏腿の筋肉が使えるようになりつつ、歩き方の勉強をして初めてわかりました。
(気になり出してわかるまで3年くらいかかりました)
それらの筋肉が使えると、全身が連動する正しい姿勢になり、腕を振る動作で自然に脚も動き楽に進めるという感覚になります。
今思えば、以前の私は自覚なしに前腿ばかり使ってました。
最近習得した歩く時のコツ↓
・肩甲骨を下げる(背筋を使う)
・胸を張る。腰は反らない。丹田を使って歩く(大胸筋、腸腰筋、腹筋を使う)
・頭を前に下げない(首の筋肉を使わずに楽でいられる位置におく)
・進む時の前足は体のほぼ真下に着地。前に出した脚で引っ掻く(引っ張る)ようにではなく、後脚で地面を押して前に進む。(裏腿、お尻、内腿の筋肉を使う)
これらの筋肉は、私のように全く使えてない状態の人が意識してもいきなりできないと思います。というかわかんないと思います。わたしは筋トレで育てたおかげで徐々にわかるようになりました。
自分がこれ出来なかった原因としては、
・そもそも生まれた時から使い方間違えてた
・姿勢を良くするための上半身の筋肉がなさすぎた
・座りっぱなしで股関節とお尻の筋肉がガチガチ→前腿ばかりに頼る→お尻と裏腿退化→前腿に頼る 負のループ
だったと思います。
以上の事に気づいて、ちょっと普通の人間に近づけた気がします。
私には、
みんな出来てることが私だけできない。
私だけ脚が太い。私だけデカい(小学生のとき周りは細くて小さい子ばかりだった)。私だけみんなと違って変。嫌だああああ
みたいなトラウマが入っております。
これからもこういう気持ちは手放しつつ、いろんな学びを入れていきたいです。
早く人間になりたい。
という気持ちでがんばっております。
引き続き学んでいきたいです。
朝散歩の時咲いてた桜